児童対象の調査結果
本調査の概要
本研では、表1に示すように5か国の首都部近郊の小学校に通学する9歳以上~13歳未満の児童を対象に調査を実施した。いずれも有意抽出法によるデータである。韓国と日本での調査は計画標本数を確定することができたため、有効回収率を算出した。日本調査は、東京都内の計25校を対象として5,307サンプルの有効回収数を得た。その有効回収率は87.5%であった。表2は、5か国の調査の実施期間を示している。日本調査は、2011年の1月~2月に実施した。
表1 本調査の対象学校数、及び児童数
表2 児童対象調査の実施期間
- 問1(1) 帰宅後のテレビ時間
- 問1(2) 帰宅後、友達・兄弟・姉妹だけの日数
- 問1(3) いつも遊んでいる友達の人数
- 問1(4) 学校以外で1日に勉強する時間
- 問2(1) テレビゲームやコンピューターゲーム
- 問2(2) インターネットを利用すること
- 問2(3) マンガ本を読むこと
- 問3(1) 友達に弱いところを見せるか
- 問3(2) 人間の生活と自然破壊
- 問3(3) がんばればうまくいくか
- 問3(4) 学校の成績と将来の幸せ
- 問3(5) 正直かうそか
- 問3(6) トラブルが起きたとき
- 問3(7) 友達が間違っているとき
- 問3(8) 自分の生活のお金
- 問3(9) 仕事か家族との時間か
- 問3(10) どの国で生活したいか
- 問4(1) 自分のことが好き
- 問4(2) 家族を大切にできる
- 問4(3) 住んでいる町が好き
- 問4(4) 悲しい体験話を聞くとつらい
- 問4(5) 友達の幸せな体験がうれしい
- 問4(6) 無視されている人が心配
- 問4(7) 深く学んでみたい
- 問4(8) 未体験にチャレンジしたい
- 問4(9) 分からないことを調べる
- 問4(10) 社会のルールは守るべき
- 問4(11) 電車やバスで席をゆずる
- 問4(12) いじめている人に腹が立つ
- 問4(13) けんかした友人を仲直りさせる
- 問4(14) 近所の人にあいさつできる
- 問4(15) 初対面の人と話ができる
- 問4(16) なりたい職業がある
- 問4(17) 大人になったら仕事をするべき
- 問4(18) 社会や人のためになる仕事
- 問4(19) 親戚のお墓参りに行くべき
- 問4(20) 丁寧な優しい言葉遣いができる
- 問4(21) 自分の国の昔話ができる
- 問5 「放課後子ども教室」の有無
- 問6(1) 放課後子ども教室の参加日数
- 問6(2) 放課後子ども教室の参加時間
- 問6(3) どんな活動に参加したか
- 問7(1) 年齢
- 問7(2) 学年
- 問7(3) 性別
- 問7(4) 兄弟姉妹の人数
- 問7(5) 学校の成績