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ようこそ理科専修へ

理科専修に入学した皆さんは、理科の教員を目指しているものと思います。
取得対象の教員免許は、小学校免許、中学校理科免許、高等学校理科免許と言うことになります。
初等中等教育(日本の高校以下の教育)における理科には、大きく分けると、物理学・化学・生物学・地学の4分野があります。
実際の自然科学研究での専門領域は、単純な4分野の分類ではなく、もっと詳細に細分化、且つ、一方で統合化されています。
理科教員の果たすべき役割の1つは、これらの、様々な専門領域の存在を理解し、 理科、即ち自然科学の本質の一端を感じ取った上で、それを次世代の子どもたちに伝えていくことです。
その意味で、理科教員は、人類が長年かけて構築してきた自然科学の本質を、正しく次世代に継承していく、重要なミッションを背負っていると言えます。
さて、自然科学の本質とは何でしょうか、これは簡単には説明できません。
むしろ、これから、理科専修で学んでいく過程で、皆さんが、自ら探し、つかみ取ってください。
中学校・高等学校の理科教員免許に関して、免許自体は、理科の特定の専門分野に限定していません。
また、小学校教員免許は、教科指定が無いので、教員は理科に限らず、あらゆる教科の指導をしなければなりません。
しかしながら、小学校教員といえども、理科専修で教員免許を取得すると言うことは、理科の専門家としての責任を持つということになります。
また、実際に教員として、学校に入った場合には(小学校の場合は、特に)、理科教育のリーダーとしての責任を期待されてしまいます。
従って、皆さんが、小・中・高いずれの教壇に立つときにも、自然科学の基礎と、自然科学全般にわたっての広い知見を有していることが、要求されるのです。
その意味でも、大学での科目履修に際しては、語学科目や教職科目等の履修とは異なり、理科専修が設定している専門科目は、すべてを履修することが肝要です。
それが、1人前の理科教員になるための最低条件です。
理科教員の使命は、大きく分けると、次の2点になると思います。
1つは自らが「正しく」自然科学を理解していることです。
もう1つは、それを次世代の子どもたちに「間違いなく」伝えていくことです。
ここで表現している「正しく」「間違いなく」の説明は、あえてしません。
自然科学の本質とともに、卒業までにその答えを見つけてください。
ちなみに、理科専修のキーワードは、「自然への幅広い理解と人を育てる温かい心」です。
また、理科専修の学生としては、日頃から自然科学に幅広く関心を持ち、その理解に努め、理科教員の基盤を固める習慣を身につけることが求められます。

さて、当面、皆さんは、理科専修で何をすれば良いのでしょうか。
先にも述べたように、それは、大学の講義等を通して、自然科学(理科)の典型的な分野の内容に、広く触れることです。
この目的のために用意された科目が、理科専修の物理学・化学・生物学・地学の専門科目群です。
ただし、これらの科目だけでは、十分とは言えません。
これらは、最低限の科目です。
この最低限の科目も、法令上の都合から、必修科目と選択科目に区分されていますが、実質的には全て履修していただくことが、前提となっています。
実際には、これだけでも未だ、十分とは言えませんので、自主的に専門書・解説書等を活用するなど、個人で積極的に視野を広げ、且つ、深める努力をしてください。
理科専修の専門科目で、基礎を固めた上で、更に特定の分野の内容を深めて、理科オタク(下手の横好きでもOK)となっていただければと願っています。

大学4年間は、あっという間に過ぎ去っていきます。
時間を有効に使って、有意義な理科専修での大学生活を送ってください。



理科専修主任 
山縣 朋彦 



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