デートDVについて

デートDVも“B”ルームへ

 

「デートDV」ってなんだろう?

ドメスティックバイオレンス(DV)とは、配偶者やパートナーなど親密な間柄で起こる暴力のことで、特に高校生や大学生などの若者が、交際相手から振るわれる暴力のことを「デートDV」といいます。

相手を殴る、蹴るといった身体的な暴力だけがデートDVではなく、相手を自分の思い通りに支配(コントロール)しようとする言動がデートDVなのです。

思いあたること、ありませんか?

 

[ケース 1]

「これ誰?知らない女の人なんだけど…」

「ただの友達だよ」

「私以外の女の子のアドレスなんていらないよね!削除っ!」

「やめろよ!」

「私以外の女の子とメールも電話もしちゃダメ~ッ」

「………」

* 相手の携帯を勝手に見たり、細かくチェックしたり、削除を命じたり等、一方的に相手のプライバシーに入り込み、相手の人間関係を制限することは暴力です。

 

 [ケース 2]

「今度の日曜日、映画に行こう!」

「ごめん、その日は家族と予定があるの。次の週じゃダメ?」

「はっ?……(怒)」

「わかったよ、家族に行けなくなったって伝えてみるよ…」

「当然だろ!!バ~カ!」

* 相手が自分の予定に合わせることや、自分と一緒にいることを強要するのは暴力です。無視など態度でそれを強要することも暴力です。

 

 [ケース 3]

「あれ?ないな…忘れちゃったのかな?」

「何やってんだよ!! ホント、お前愚図だな!!いつもいつもとろくて、一緒いるとイライラする

んだよ!!」

「……(涙)」

「何でそれくらいのことで泣くかな~?……。いちいち泣くなよ。お前の泣き顔、キモイんだよ!!(怒)」

* 相手を傷つける言葉は暴力です。

[ケース 4]

彼女はいつもデートの費用を僕に出させます。僕もお金がない時があるので、彼女にも負担して欲しいと伝えることがあります。

すると彼女は、デート代は男が出すものだと言って不機嫌になり、お詫びに何かプレゼントしないと許さないと怒りだし、プレゼントを買うまで機嫌が直らないので困ってしまいます。

* 嫌だと思っているのにいつもお金を払わされていたり、無理に物を買わされたりしていたら、それは暴力を受けていることになります。

 

[ケース 5]

私の元彼は、付き合っていた頃から私の都合はお構いなし。自分の都合で家に呼びつけたり、私は用事があるから帰りたいと言ってもなかなか帰してくれないとか、私を困らせるようなことばかり…。私の言うことを全然聞いてくれないので、付き合って3ヶ月で別れることを決心し、彼に伝えました。

なのに、今でも電話やメールで「絶対別れない…別れるなら死んでやる!」と連絡してきます。とても怖いです。

* 相手を精神的に追い詰めて、自分に従わせようとするのは脅迫で、一種の暴力です。あるいは別れたくないのがわかっているのに(言うことが聞けないなら)「別れよう」と言って自分に従わせるのも脅迫です。

 

身体的暴力殴ったり、突き飛ばしたり、腕を強く掴んだりする。髪の毛を引っ張たり、物を投げつける…。 性的暴力キスや性行為を強要したり、避妊に協力しない。アダルトビデオを無理やり見せる・・・。
精神的暴力傷つくことを言ったり、無視する、説教する。罵る。人前で恥をかかせたり、物にあたるなどして怖がらせる。携帯電話やメールをチェックする…。 経済的暴力デート費用をいつも払わせる、借りたお金を返さない。アルバイトをさせる・やめさせる。借金させる…。

 

デートDVチェックリスト

*チェックリストで2人の関係を見直してみましょう。

□頻繁に連絡をしてきて、直ぐに電話に出なかったり、メールを返信しないと不機嫌になる。

□ケータイをチェックして、他の人のアドレスを勝手に削除したり、削除しろと命令したりする。

□相手のことを最優先にしないと、不機嫌になる。

□誰とどこにいるかなど、いつもいつも確認する。

□気に入らないことがあるとイライラして、大きな声で怒鳴ったり、ものにあたる。

□相手が自分の思うようにならないと、叩いたり、殴ったり、蹴ったりする。

□「ウザい」「デブ」「馬鹿」など、傷つく言い方をする。

□相手のことが好きなら、嫌なことでも応じるべきだと思う。

□持ち物、服装、行動をチェックし、指示する。

□「女は・男は、こうあるべき」と言う。

 

彼女・彼氏と仲良く、幸せな関係でいたいから・・・

そのためにはお互いを大切にすることが大切です。

お互いを大切にするということは、自分のことも相手のことも大切にすること、それぞれの価値観を大切にするということです。「あなたにとっての普通」と「相手にとっての普通」、「世の中の多くの人にとっての普通」みんな同じじゃないかもしれない。それぞれの考え方を否定したり、押し付けたりしないで。

自分が嫌なことは相手に伝えよう。相手の嫌も受け入れて、お互い対等な関係でいましょう。喧嘩をすることがあってもいいけれど、いつも一方だけが我慢するのは対等とは言えないよね。暴力での解決は絶対許されません。それは力で支配する関係。喧嘩をすることがあっても、お互いの考え(時には違い)を認め合える、これが相手を大切にするということ。

 

 

近年の調査結果では、「10歳代、20歳代の頃の交際相手から暴力を受けたことがある」と回答した女性は13.7%、男性5.8%で、被害経験は少なくありません。

もしあなたが被害にあっていたら、ひとりで抱え込まずに信頼できる近くにいる人に相談してください。また、友人が困っていたり、友人から相談されたら、話しを最後までじっくり聞いてあげてください。友人を批判したり、否定したりせず、つらかった友人の気持ちを受け止めてください。

DVかもしれないけれど・・・、どこに相談したらいいのかわからない、これは相談するような内容なの?と思うようなことでも、困っていることや悩んでいることがあれば、誰かに相談してください。“B”ルームも相談窓口の1つですので、どうぞ気軽にご相談ください。

 

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