研究室紹介

家庭専修には4つの研究室があります。
3年次の「専門演習」や4年次の「卒業研究」で自分のテーマに沿って研究を進めます。

食物学研究室

担当教員  浜守 杏奈先生


   

 ー最近の卒業論文のタイトルー

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被服学研究室

担当教員 土肥 麻佐子先生

被服学研究室では「人と着装するモノと環境」の関連をテーマに、卒業研究をとおして自分で考えて企画し、探求するスキルを身につけます。
3年生ゼミでは、1冊の本を輪読する演習、調査の仕方や解析方法を知るための演習など、メンバーの興味に応じた課題を設定し研究のためのスキルを学びます。
4年生ゼミでは、一人一人が興味のあるテーマを設定し、友達と協力しながら卒業研究をすすめ卒業論文を仕上げます。

 

 ー最近の卒業論文のタイトルー

  • 若者が語る着物の魅力-着物離れが進むなか,着物の文化を継承・創造していくために-
  • 消費者を対象としたアップサイクルの意識づけ~Let’s Upcycking~
  • 衣生活分野における衣服の選択の授業方法の提案
  • 現代の社会におけるピアスへの規範意識について-男性のピアスは現代において許容されるのか-
  • 中学校家庭科におけるアップサイクル授業実践の試み
  • 学級目標を可視化する学級ロゴ作成のための基礎研究
  • パーカーをアプリケーションとした家庭科衣生活分野の検討
  • 家庭科教育における「生活文化の継承・創造」ー群馬県の絹織物を対象にしてー

家庭科教育・生活環境学研究室

担当教員 妹尾 理子先生

妹尾研究室では、教員の専門である教育学と中学高校での教員経験をベースに、家庭科や総合学習に関する教育の理論的・実践的研究及び教材開発に取り組んでいます。持続可能な開発のための教育(ESD)、ライフスタイルと環境問題との関わり、地域と学校の連携、エシカル消費、子どもの生きる力を育む教育など、広い意味での環境をキーワードにSDGs時代の教育のあり方を探っています。
ゼミ活動として、3年生は各自が興味のある文献を輪読し、自分が探究したいテーマや研究手法を探っていきます。
4年生は、教員やゼミ仲間と意見交換しつつ、各自自分のテーマを深め、卒業論文をまとめていきます。

 

ー最近の卒業論文のタイトルー

  • 環境・健康に配慮した住環境と住生活の授業実践
  • 現代の子どもの実態からみる自然・生活体験活動の意義~生きる力はいかにして育つのか~
  • 現代の子供をめぐる睡眠の現状と課題~学校になにができるのか~
  • 学校におけるSDGs教育の研究~地域における実践事例調査と小学校での授業提案~
  • 教科連携を意識した環境学習の教材開発ープラスチック問題に関連させてー
  • 中学校家庭科における高齢者に関する学習ー健康で安全な住環境づくりとポジティブな生き方から学ぶ授業提案ー
  • ライフサイクル思考(LCT)を取り入れた家庭科の授業開発ー持続可能な社会の担い手育成をめざしてー

家庭科教育研究室

担当教員 松田 典子先生

家庭科教育研究室では家庭科や学校教育の取り組み、衣食住や消費生活に関する課題、仕事と生活の両立、女性の働き方、昨今の教育問題など、毎年、幅広い研究テーマでゼミを行っています。
3年生のゼミでは、自分の関心のあるテーマの文献収集、発表しながら、アンケート調査といった量的調査やインタビューといった質的調査など社会科学の調査手法を学んでいきます。
4年生では、自分のテーマを深めて卒業論文にまとめていきます。

 

ー最近の卒業論文のタイトルー

  • なぜ現代において着物を着るのか~消費社会論の理論枠組みと着用者へのインタビュー調査から~
  • 映画からみる家族・家庭の変化~アメリカ映画を中心に~
  • 「男らしさ」という社会規範と弊害-ジェンダー平等実現への示唆-
  • 現代社会におけるネガティブ・・ケイパビリティ-自分との向き合い方と教育者としての支援-
  • LGBTQの悩みを抱える生徒のために教員ができること
  • 家庭科の消費者教育と大学生の消費行動に関する考察
  • 働き方改革におけるICT活用の効果ー小学校教員に対するアンケート結果からー