教育専攻科の概要

教育専攻科とは

学校教育法で定められた、大学卒業者を対象とした一年間の教育機関です。

小学校教諭一種免許状・二種免許状(※)を取得している場合は、必要単位を修得し、専攻科を修了することによって小学校教諭専修免許状(大学院修士課程修了と同等)が取得できます。

高度な実践的指導力を備えた小学校教師を目指し、@授業づくり力、A学級づくり力、B教育課題解決力の“3つの力”を育成します。

※二種免許状所有者は、教育学部の科目を履修することで一種免許状に上進できる道が開かれています。(但し、専攻科の時間割の空いた時間で、上進に必要な科目を履修するため、全ての科目を履修できない場合もあります。)専攻科で教職課程を履修することにより、専攻科修了時には専修免許状を取得することができます。

※一種免許状、あるいは二種免許状を所有しない者は、本専攻科において、一種免許状、二種免許状、専修免許状のいずれも取得することはできません。

教育専攻科の特色

1. 充実した教員スタッフ

原則として、本学教育学部の専任教員が担当します。大学で学校教育や各教科に関する理論的・実践的な研究を行なってきた教員と、長年にわたり学校現場で教育実践を積み重ねてきた教員とが、一致協力して学生の指導にあたります。

2. 進路への取り組み

本専攻科創設以来の伝統と実績に基づき、小学校教諭専修免許状に見合った力を備えた小学校教員を育成します。そのための第一歩として、すべてのスタッフが、教員への第一歩である“教員採用試験全員合格”をめざして全力で支援します。

3. 現場体験の重視

  • *週1回程度、小学校での現場体験を行います。
  • *希望する学生は特別支援教育の体験に携わることもできます。
  • *近隣の先進校における研究授業を参観し、最新の教育理論、方法を学びます。