講座名

(夏目漱石の恋)・漱石文学の恋

(第四回)

概要

「漱石及び漱石文学の恋」というテーマを設定して、夏目金之助時代から作家漱石の時代へと読み進めて、四年目を迎えました。昨年は、難関の後期三部作(『行人』を外して)をなんとか超え、今年は漱石の新たな挑戦と言われる私小説的な異色作『道草』を読みます。『道草』が伝えるその時代の問題意識や、時代を超えて現代にもアピールする作品の魅力が見出せたら、と思います。受講者の方々の率直な感想を期待します。初めての方も受講いただけます。

講師

江種(小泉) 満子 [えぐさ(こいずみ)みつこ]

広島県生まれ。お茶の水女子大学国文学科を経て東京教育大学大学院博士課程修了。文教大学名誉教授。博士(人文科学)。日本近代文学専攻、女性学。著書:『有島武郎論』桜楓社(1984)、『女が読む日本近代文学-フェミニズム批評の試み』(共編著)新曜社(1992)、『男性作家を読む-フェミニズム批評の成熟へ』(共著)新曜社(1994)、『総力討論・ジェンダーで読む「或る女」』(共編著)翰林書房(1997)、『「青鞜」を読む』(共著)学藝書林(1998)、『20世紀のベストセラーを読み解く-女性・読者・社会の100年』(共編著)学藝書林(2001)、『大庭みな子の世界-アラスカ・ヒロシマ・新潟』新曜社(2001)、『わたしの身体、わたしの言葉 ジェンダーで読む日本近代文学』翰林書房(2004)、ほか

関連情報

【講座コード】K11270F
【日程】10月27日〜12月8日
【曜日・回数】金曜日(4回)
【時間】13:00~14:30
【受講料】5,200円 
【定員】20名
【単位数】8単位
【対象】
【持ち物】
【テキスト】小説『道草』、随筆『硝子戸の中』 『思い出す事など』を、文庫本などで各自でご用意ください。
【その他】

日程

【第1回】10月27日(金)
後期三部作から『道草』への
新たな転換をみる

【第2回】11月10日(金)
『道草』と<ヒステリー>
―時代の病いについて

【第3回】11月24日(金)
『道草』の出産―他作家(志賀直哉『和解』など)と
対比して

【第4回】12月8日(金)
『道草』の位相―同時期のエッセイ
『硝子戸の中』と読み合わせてみる

備考

※5名未満の場合は非開講になることがあります。