講座名

中学教科書の学びなおし講座

概要

「寺子屋」はシニア世代の「学び舎」として、他のオープンユニバーシティ講座とは違った新たな「自己発見」の場となるよう2016年度に新規開設しました。1日に2講座続けてじっくり取り組んでいただくことで、受講者同士の学び合いや仲間づくりによって、学習意欲と学習効果が向上することを目的としています。開講期間は1期およそ3ヶ月ですが、連続した4期(2年間)を統一したテーマで講座を構成いたします。連続で受講していただくことはもちろん、ご都合に合わせて1期ごとに受講していただくことも可能な内容になっています。受講プランはご自身でお決めください。
2016年度春期~2017年度秋期までの4期(2年間)は「中学教科書の学びなおし」がテーマです。

特徴 ①
ジャンルの違う講座をセットにして幅広く学んでいただく講座です。関心が深い分野もあれば、あまりなじみがない、どちらかというと得意ではない分野も含まれているかもしれません。未知の分野であっても、仲間と一緒に学び合う楽しさやいっそうの教養の深まりを味わってください。

特徴 ②
講師陣は県内の学校で長く教壇に立たれてきた、経験豊富な先生方にお願いしました。現在、中学校で使用されている教科書を使い、大人でも楽しみながら新鮮な学びが得られる講座を展開いたします。

特徴 ③
1日に2講座(午前1講座、午後1講座)を受けていただきます。週に1回、長い時間を大学のキャンパスで過ごしながら、学びだけではなく、昼食時などに大いに語らい受講者同士の親睦も深めてください。

特徴 ④
講師が担任役を務めるホームルームを設け、受講者の皆さんが教室を自由にご利用いただける時間も用意しました。自主的なサークル活動などの取り組みもサポートいたします。

特徴 ⑤
一つのテーマによる4期(2年間)終了時に修了式を行います。全期を通して3分の2以上出席した方には「修了証」を授与いたします。

講師

鳥海 秀夫 [とりうみ ひでお]

大学は人文学部の日本文化学科で卒業論文は『雨月物語』です。だから古典が大好きです。4年間高校教師を務め、その後、中学校教師としてずっと国語教育に携わってきました。「大村はま国語教室」で研究授業をした時に、大村先生から直接指導していただけたことが私の宝です。
現在は市の教育センターに勤務していて、年間30回以上国語の授業を参観しています。中学生がいきいき活動しているのを見るとほっとします。中学生は進路を見つける大事な時期ですが、「国語が好きで、自信が持てる教科です。」と言ってくれることをいつも願っていました。

内田 洋一 [うちだ よういち]

埼玉県内で中学校の数学科の教員や指導主事として勤務し、宮代町立須賀中学校の校長を最後に定年退職しました。現在、宮代町で不登校対策学習支援員をしています。数学教育については、修士論文が「数学的な考え方の評価」であったこともあり、数学的な考え方の発達状況とその評価について研究してきました。中央教育審議会算数・数学専門部会委員(平成19年度)、中学校学習指導要領解説数学編作成協力者(文部科学省)、埼玉県算数数学教育研究会元会長。主な著書:中学校教育課程講座「数学」(編著 ぎょうせい)、中学校新学習指導要領の展開数学編(編著 明治図書)

能登 克己 [のと かつみ]

北海道で生まれ、学生時代を東京で過ごし、川口市、越谷市、春日部市、三郷市の小学校に勤務しました。平成21年度三郷市立前間小学校長を定年退職しました。現在は、吉川市に住み、春日部市立南桜井小学校の寺子屋の運営委員や講師、三郷市や吉川市の市民センターでの理科教室の講師を行っています。

早川 明夫 [はやかわ あきお]

高校で教頭を勤めた後、文教大学で中高社会科の教員養成にあたる。埼玉県歴史教育者協議会前会長。専門は日本史・中世。『ジュニアエラ』(朝日新聞出版)の監修・執筆、日本経済新聞の「ニュースにチャレンジ」、朝日新聞(埼玉版)コラム「はぐくむ」を担当。主な著書は、『総合資料日本史』(共著、令文社)、『最新社会科写真資料 歴史 上・下』(共著、日本書籍出版)、『考える社会科地図』(監修・執筆、四谷大塚出版・帝国書院)、『必読ニュース』(監修、朝日新聞)、『学習解明大事典・歴史』(暁教育図書)、『教師のための模範説話集』(共著、第一法規)、『応用自在・社会』(共著、学研)、『立体地図で見る日本の国土とくらし(全5巻)』(監修、国土社)他多数。

関連情報

【講座コード】K17010F
【日程】9月22日〜12月15日
【曜日・回数】金曜日(12回)
【時間】1時間目 10:00~11:30  2時間目 12:30~14:00 ホームルーム ~14:30 初日(9/22)は、9:50から開講式を行います。
【受講料】1期分 48,000円(テキスト代別途) 
【定員】20名
【単位数】
【対象】
【持ち物】数学:三角定規・コンパス・分度器/国語:辞書か同等のもの(詳しくは1回目のガイダンスで説明します)
【テキスト】国語 /『国語1』『国語2』(光村図書) 各788円
※春期を受講した方は、『国語3』もご持参ください。
数学 /『 新編 新しい数学3』(東京書籍) 602円
理科 /『 中学校 科学3』(学校図書) 731円
社会/教科書『中学生の歴史』(帝国書院) 762円
社会/資料集『図説日本史通覧』(帝国書院) 930円
【その他】

日程

【第1回】9月22日(金)【第2回】9月29日(金)【第3回】10月6日(金)
【第4回】10月13日(金)【第5回】10月20日(金)【第6回】10月27日(金)
1時間目 国語 講師:鳥海 秀夫
2時間目 数学 講師:内田 洋一
ホームルーム 担当:内田 洋一

【第7回】11月10日(金)【第8回】11月17日(金)【第9回】11月24日(金)
【第10回】12月1日(金)【第11回】12月8日(金)【第12回】12月15日(金)
1時間目 理科 講師:能登 克己
2時間目 社会(歴史) 講師:早川 明夫
ホームルーム 担当:早川 明夫

※講座開始前・終了後(9:30~10:00/14:30~16:30)の時間帯は、講座で使用する教室を自由にご利用いただけます。

内容
国語
寺子屋2年目の秋期は集大成です。1・2・3年生の教科書を使い、興味ひかれる題材を、時間をたっぷりかけて授業します。
①『故事成語』を知る(中学1年)
②文法のまとめ
③『徒然草』を現代に蘇らせよう(中学2年)
④発表会
⑤戯曲『夕鶴』に挑戦しよう
⑥発表会

数学
知識や技能を習得するだけでなく、「なぜ」「どうして」という疑問に答えながら問題解決を図っていくような授業を展開します。また、社会や日常生活における数学の活用場面を取り上げ、受講者の方々との数学的なコミュニケーションを通して、数学のよさや楽しさを実感してもらえるように心がけます。
中学校3年の教科書を使用して、次の内容を主に扱います。
①平方根
②多項式の計算(展開)
③因数分解
④二次方程式と二次関数
⑤相似な図形
⑥円とピタゴラスの定理

理科
今回は中学3年生の教科書を学びなおします。第1分野運動とエネルギー、第2分野地球と宇宙を6回で学びます。色々な場所で働かせている力、受けている力、その力に伴う運動、運動が持つエネルギーなどを生活と関わらせて学びます。また、太陽系を中心とした宇宙や地球から見た天体の動きなどを観測も交えて学びなおします。
①力のつり合い
②力と運動
③仕事とエネルギー
④太陽系と宇宙の広がり
⑤地球から見た天体の動き

社会(歴史)
今日の日本や世界は、さまざまな問題を抱えています。問題解決のためには、歴史を学ぶ必要があります。過去(歴史)を知らずして、現在と未来を語ることはできません。本講座では、できるだけ新説を紹介し、あわせて歴史っておもしろいなぁと思えるような授業を展開したいと思います。
なお、授業では意見交換、発表の場を設けることがあります。
①信長・秀吉による全国統一、秀吉が導いた近世社会
②戦国大名と豪商が担った安土桃山文化
③幕藩体制の始まり、朱印船貿易から貿易統制へ
④四つにしぼられた貿易の窓口、琉球王国とアイヌの人々への支配
⑤身分制社会での暮らし、安定する社会と諸産業の発達
⑥各地を結ぶ陸の道・海の道、上方で栄えた町人の元禄文化

備考

※7名未満の場合は非開講になることがあります。

※継続で受講の方は、新規使用テキストのみご購入いただきます。
※テキストは生涯学習センターで一括注文します。代金は受講料と合わせてお振込にてお支払いいただきます。