八藤後 忠夫 のページ

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ご挨拶

 トップページにもあるように,私たちの特別支援教育専修(研究室)は4人の教員と2人の助手,計6人の研究室スタッフが総動員で学生約80人を支えています.
 障害児教育を学んで特別支援学校や特別支援学級で地域の障害児・者の学習や就労に向けて活躍する教員をこれまで多く輩出してきました.
 障害児教育の研究室は一般的には,「教育学(学校の歴史や教育の方法)」「心理学(障害児・者の行動理解とその支援方法)」「病理学(障害の原因や治療法)」の3つの柱で構成されています.
 加えて第4の領域があります.つまり障害児・者とその周辺,つまり障害児・者本人の問題はもちろんのこと,彼らを支える「家族」「学校」「福祉」「地域」のあり方を検討する領域です.
 この第4の領域を担当するのが私です.つまり私は“第4の男”です.

略歴

  • 1952年 新潟県村上市生まれ 教育学部を経て大学院医学系研究科博士課程保健学専攻単位取得満期退学 保健学修士
     専門領域:公衆衛生学(社会医学)の中の保健社会学・健康の科学,障害児教育の疫学,メンタルケア論,医学や医療・障害児教育の問題を文化生態学や社会学・民俗学・民族学・文化人類学の理論を援用し疫学的調査やフィールドワークによって検証しています

  • 主要著書:教師の覚醒(共著)/東京学芸大学編集委員会/雄山閣/1983,ミニコミの同時代史(共著)/平凡社/1985,保健・医療・看護調査ハンドブック/東京大学医学部保健社会学教室編(分担執筆)/1992/東京大学出版会,アメリカの医療告発 L.Sレヴィン et.al(共訳)/勁草書房/1997,生き方としての健康科学(分担執筆)/山崎・朝倉編/有信堂/1999  など         <出版年はいずれも初出年>

    研究室の特徴

     「障害児・者への眼差し」「障害児・者の生活支援環境」「障害児・者の就労問題」などをキーワードとして,疫学調査(いわゆるアンケート調査やインタビュー調査など)を行ってきました.卒論学生はそのために基礎統計学やフィールドワークの勉強を3年生の秋学期から始めます.とても地味な作業ですが,障害児・者問題の現状を確率論的に確認し検討することは重要です.
     これまでに私の研究室で論文作成してきた学生(大学院生)のテーマは以下に示す5つの視点にまとめられます.
     行き着くところは「障害児・者への眼差し」です.これは他の3つの研究室でも同様であると考えています.

    【これまでの卒業論文に示されるya組の研究テーマ】

    1) 障害のない人は障害のある人をどのような眼差しで捉えてきたか?(障害児者・観)
    2) 障害児はどのような経緯で特別支援学校に就学するのか?(就学支援問題)
    3) 障害児・者の学校教育における様々な環境支援は十分か?(生活支援環境問題)
    4) 特別支援学校に通学している児童・生徒の放課後活動は?(放課後支援問題)
    5) 障害児・者の家庭における支援環境の実態は?(家族の負担度やそのサポート)
    6) 障害児・者への差別と偏見の実態は?(マイノリティ研究の今後)

    これらのテーマはとりあえず特別支援教育構想の重要な課題であるインクルーシヴ教育の在り方を検討するその入り口となるはずです.

    最後に研究室の雰囲気を写真でお伝えしましょう

    # 男子学生が少ないので2014年度卒業生男子に登場してもらいました.真ん中はボス・星野常夫教授,その右が八藤後忠夫です.左端は助手さんです


    # 2014年度卒論生との気分転換・秋の日帰り秩父めぐり

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