課程長挨拶

心理教育課程のめざすもの

変動の激しい現代社会において、子どもたちの心の問題が様々な形で生じてきています。そのため、子どもたちの健やかな成長・発達をささえることのできる、豊かな力量を備えた教育者が切実に求められてきています。

こうした課題に対処できる「心の教育」の専門的な担い手の育成をめざして、2003(平成15)年に教育学部心理教育課程を開設しました。

心理教育課程は、心理学と教育学とを総合して学ぶ課程(Psychology−Pedagogy Integrated Course)です。子ども理解の力を心理学で、子どもへの働きかけの力を教育学で学びます。そして、心理学や教育学を学問としての学習にとどめずに、学校教育や幼児教育、あるいは子育て支援等の場で実践的に生かすことができるように、幼稚園教諭一種免許状や小学校教諭免許状、保育士資格、認定心理士申請資格などの取得が可能なカリキュラムを用意しています。

そうしたカリキュラムのなかから、学生の皆さんが、それぞれの希望進路に応じて自分のカリキュラムをつくって学んでいくこととなります。

免許・資格取得のためには、学外での教育実習や保育実習などもあり、相当の努力を要しますが、夢に向かって努力することで、卒業後の進路が開けてくるものと思います。

2007(平成19)年春、心理教育課程の一期生が社会に巣立っていきました。一期生の卒業後の進路は、小学校教諭や幼稚園教諭、保育士など、教育・保育関係が大半でしたが、公務員や企業就職者、大学院や専門学校への進学者もいました。

心理教育課程は、広く子どもの成長・発達にかかわるしごとに関わりたい方の学びを応援していきます。

心理教育課程長 太郎良 信