これまで一貫して継続してきた研究テーマは、
心と身体の体験の統合をめざす「癒し」のためのホリスティック・アプローチです。
具体的には、動作法による自閉症児のコミュニケーションの援助、
注意欠陥多動障害児のセルフコントロールの援助、脳性まひ児の動作不自由の改善、
不安神経症や抑うつの改善などに関する研究です。
最近は、身体の体験を基盤にした認知行動療法の開発に加えて、
催眠と動作法、気功法などを取り入れた援助方法の開発研究も行っています。
また、心と身体の共有体験による相互理解を重視した家庭・学校・地域社会の援助方法や
スーパービジョンの方法を開発中です。
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